・目から鱗の剪定理論・

 

シャイゴのコーデット理論

 

・・・・この剪定法を知ったとき今までの木々に申し訳ない気持ちでした・・・・


シャイゴのCODIT理論(剪定理論)「バークリッジ剪定法」  アメリカ人、Alexl、shigo(1.930~2006)  15.000以上の樹木の腐朽幹部を解剖し、樹木の自己防衛機能を詳しく分析コーデット理論を提唱。 Coditモデルとは、樹木が腐朽に反応して拡大を防ぐための自己防衛機能として強固な壁を形成すること  正しい位置で剪定すると、カルス(癒合組織)が切り口の全周から巻き込み、やがて傷口は閉塞される。  不正な剪定(フラッシュカット)をすると、保護帯(プロテリションゾーン)まで切り取ってしまうので、幹部まで腐朽が進行し始める可能性が大きくなるようです。また枝を切り残してもカルスの再生を阻み幹部に腐朽がはいります。※私の経験ですが杉,ヒノキ類はフラッシュカットでも大丈夫なようです。

参考資料・・「樹木匠ハンドブック」「TREE DOCTOR創刊号」

           
樹木の剪定
剪定 コーデック理論
※上部のバークリッジと下部のブランチカラーの位置が重要のようです。※ブランチカラーの位置の見極めがポイントのようです。
剪定 コーデック理論
傷口の閉塞、こうなると腐朽菌の侵入できません。理想の剪定です。傷口閉塞までもう少しです、がんばれ応援したくなります。
カルス(癒合組織) カルス(癒合組織)
切る位置が長すぎたようです、長い部分がカルス(癒合組織)の働きを阻止しています。剪定が正しいとカルス(癒合組織)が巻き込んできます。
CODIT理論 Coditモデル
切る位置が長すぎたようです、カルスが阻止されています、ここから腐朽が進行します。枝を切り残したのでカルスの進行を阻み幹に腐朽が入ります。
カルス(癒合組織) Coditモデル
樹木の自己再生力がすごいです。もう少しです、がんばれ!枝を切り残したのでカルスの進行を阻み幹に腐朽が入ります、長い部分を切ってやりたい気持ちです。
カルス(癒合組織) Coditモデル
巻き込む前に腐朽が入ったみたいです、樹液が出ています。ブランチカラーを傷つけたみたいです、カルスが巻き込まないようです。
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