今までの住宅の寿命は約20年といわれています。これは、旧住宅金融公庫の立替年数の統計によるものです。
私の考えですが、今まで数多くのとお客様と打合せて来ましたが、20~30年で立て替えるお客様は、建物が老朽化して住めない、と言うより間取りが今のスタイルに合わない、と言う人がほとんどでした、
リフォームするにしても、基礎、構造等の安全、断熱、気密、等々今のレベルにするには、新築とあまり変わらない費用がかかり、またローンもリフォームと新築では借り入れ額も違い。どうせなら新築にと、言いう方がほとんどでした。家自体はまだまだ持つのですが本当に勿体無いことです。
そこで、当社が進めていつのが、基礎は勿論のこと、外周廻りの壁と内部の一部の壁で、耐力壁を構成して、安全を確保し、床と天井を先に仕上げ、後から部屋の仕切りをする、スケルトン方式(スケルトンインフィル)で行っています、こうすることで、後に生活スタイル、家族構成が変わっても、間仕切りを移動するだけなので、費用も大幅に抑えることができ、安全、気密、断熱今までどおり確保できます、
また、家は、解体すると大変大量な粗大ゴミとなります。新築時には、大量の木材を必要とします。つまり、それだけ長い寿命を有する家ということは、木という大切な資源を有効に活用していることになります。そして、自然を大切にすることにつながってるのです。もちろん、建て替え時期が遠い先になりますから、金銭的節約にもつながります。
少なくとも住宅は植林した木が成木として使える年数以上の耐久性を持ち合わせていなければならないと考えています。通常、杉は60年、檜は100年で用材になると言われますから、資源再生が可能な100年住宅、(三世代住宅)少なくとも60年の寿命を持つ住宅を造らなければなりません。 |